法人理念
社会福祉法人子育ち発達の里 理念
私たちは、児童の人格の完全かつ調和のとれた発達のため、その属する家庭環境のもと幸福、愛情及び理解のある雰囲気の中で成長すべきであるにもかかわらず、それが保障されていない子どもが、できるだけ家庭的な環境に近い雰囲気の中で成長できるよう支援することを使命とし事業に取り組んでまいります。
また、様々な理由で生きづらさを抱えている子ども達が、地域の中で安心して暮らすことができるよう、社会福祉サービスの実施とフォーマル・インフォーマルな資源の活用をとおして支援してまいりわたくしたちは、わたくしたちが実施する事業をとおして、だれもが排除されることなく地域の中で安心して暮らすことができるよう実践していきたいと考えています。
設立趣意
少子化が進行する中で子育ての社会化を図るべく諸施策が展開されています。しかし、その一方で、市町村や児童相談所が受付ける児童虐待に係わる相談件数は毎年増加している現実があります。これまで長年にわたり児童福祉行政に従事した中で、出生前の母子関係の段階から児童虐待の要因が存在することを経験しました。また、国の児童虐待に関する研究でも同様な知見が示されています。
これらの経験、知見から、出生前段階を含め乳幼児期など、できるだけ早期段階での相談や直接的支援を実施することで子どもの命を守り、子と親の健全な親子関係の構築に向けた支援の必要性を強く実感してきました。
この思いを具体化するために子育て支援の拠点施設として乳児院を設置しました。地域や関係機関との連携を図りながら、施設のもつ専門的知識・技術の提供を行い、子どもと親がともに幸せな人生を送ることができるように寄り添いながら支援を行っていき、本県の子ども家庭福祉全体の向上に寄与したいと思っています。
理事長あいさつ
わたくしたちは、特別なケアが必要な子どもや様々な理由で生きづらさを抱えている方たちを支援するための事業に取り組んでいます。
乳児院ひまわりでは、子どもと保護者との関係性の回復または里親などによる代替的な養育への適切な移行ができるように取り組んでいます。
社会的養育機関エールでは、代替的な養育を担う里親さんの養成と技術的な支援などに取り組んでいます。
妊娠そうっとSOS山梨では、様々な理由で望まない妊娠をした若者たちの声を聴き、寄り添い、支援をしています。
ぽーれでは、発達に様々な課題を抱えている子どもや大人の気持ちに寄り添い、どうすれば良いのか一緒に考えながら心理的なサポートを行っています。
こうした事業をとおして、地域社会が誰もがもっともっと安心して暮らせる場となるよう貢献していきたいと考えています。
沿革
- 平成23年 8月24日 社会福祉法人 子育ち発達の里 山梨県から認可
- 平成24年 4月1日 乳児院ひまわり 開所
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平成29年 5月1日
こころのサポートセンター ネストやまなし 開所
児童発達支援、放課後等デイサービス こころとそだちの支援室ぽーれ 開始 - 平成31年 4月1日 乳児院ひまわり里親支援室 開室
- 令和2年 5月29日 ふぇると(子どもの心の相談・診療体制強化事業)開始
- 令和2年 6月1日 乳児院ひまわり ショートステイ室 開始
- 令和2年 10月13日 妊娠SOS相談窓口事業 妊娠そうっとSOS山梨 開始
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令和3年 4月1日
フォスタリング機関A型 山梨県から受託
社会的養育機関エール 開所 - 令和3年 4月1日 地域相談支援強化事業 開始
- 令和3年 4月1日 ぽーれWing 開所
- 令和3年 4月1日 ぽーれBridge 開所